

01 固定種を使う
むかしからある品種を中心に固定種の野菜を栽培し、土地にあった野菜に育てていきます。
大晩生小松菜

ポンテローザトマト

紅芯人参

豌豆

02 緑肥を使う
緑肥を使うことで、草の力で土を肥やし、微生物が増えます。野菜の根回りの環境が整い、畑全体で二酸化炭素の吸収量が高まります。
日除け風よけ用ソルゴー

土壌改良と草マルチ用燕麦

土を肥やすクリムゾンクロバ

土を肥やす野蒜

また、背が高いソルゴーなどの緑肥を生やすことで、近年の異常気象による高温、強すぎる日差し、強風、乾燥に備えます。
03 草マルチを使う(炭素循環農法)
土をむき出しにせず、刈草や落ち葉、腐り竹によるマルチや通路敷設をします。草が空気中から取り込んだ二酸化炭素を、土壌生物がゆっくり分解して土に固定します。公園もきれいになります。
公園の草刈り

畝に刈置きした草マルチ

草マルチの隙間から発芽

草マルチ下の生物

04 垂直仕立てをする
不思議な形ですが、野菜の幹や枝を垂直方向に仕立てます。支柱に縛ったり、ひもや竿で挟んだりします。葉先で生成された植物ホルモンが根に移り、生育に必要な次の植物ホルモンを生成します。人工肥料は投入せず、植物自身の力で育てます。
トマトの垂直仕立て

小松菜の垂直仕立て

苺の垂直仕立て

植物の葉先を上に向けるというのは、自然状態では草などに囲まれ、競争している状態と考えられます。